引きこもり、不登校をはじめ、生きずらさを訴える若者や子供は共通して、セルフトークを無意識の暴走に任せてしまっているというものがあります。
セルフトークをおさらいすると、内省的な内なるつぶやき、のことです。
最新の脳科学の研究結果からすると、
・口に出さず心で思っていること
・他人に対するつぶやき
もセルフトークですし、否定形も意味がありません。
つまり、心に浮かんできた言葉全てが、セルフトークと言えます。
セルフトークは、未来を決めると言って過言ではないほど、強力に言葉の世界に拘束します。
宝くじは買わないと当たらない、などとよく言いますが、幸せはポジティブなセルフトークをしないとやって来ないのです。
宝くじで1等の当選確率は、数百万分の一程度ですから、物理的に数百万口を買うのは非常に困難です。
一方セルフトークは(どうやって計算したのかは置いておいて)1日に5万回しているという研究があります。
当選確率が数百万分の1程度でも、毎日ポジティブなセルフトークを心掛けているだけで、1年のうちに1回は1等当選する計算です。
セルフトークに気を付けるだけで、なんと幸せがやってくるのです。
コントロールしようとしても、最初はついつい口をついて、ネガティブワードが出てくるものです。
しかし、出てしまったときにやっっちゃった!とセルフトークするのではなく、今気づいた私すごいとセルフトークしてあげましょう。
セルフトークのコントロールは、単なるテクニックなどではなく、もっと根本的な脳の話です。
ですから、ある人は結果が出るけど、ある人は出ないというものではありません。
全員、効果は出ます。